曽根田歯科診療室

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港区「すこやかちゃんフッ素塗布」

6月より港区に在住の4、5、6歳になる区民に”フッ素塗布”と”歯科健診”を無料で行なっております。

小児期にフッ素を塗布することはとても意義があることです。

当院も指定医療機関ですので是非この機会にいらしてください

フッ素 Q&A

① フッ素塗布はどうしてむし歯予防にいい?

・エナメル質の安定化作用

歯の表面はエナメル質という固い組織でおおわれています。

フッ素はこのエナメル質を強くし(抵抗性を増強)むし歯を予防します。

・再石灰化促進作用

むし歯はプラーク(歯垢)のなかで作られた酸がエナメル質を溶かす(脱灰)します。

初期の虫歯であれば、フッ素の再石灰化という作用で脱灰した状態を元に戻すことが期待できます。

・抗菌作用

むし歯菌の酸を産生したりする能力を抑制し、むし歯を予防します。

② フッ素のむし歯予防ってどんなものがある?

・歯に塗布したり、うがいをしたり、歯磨き粉の成分として入っていたりします。

そのほか海外では水道水に含まれていたりしました。

③ 家でフッ素入り歯磨剤を使用していますが、 さらにフッ化物を歯に塗る必要はある? 

毎日、フッ素入り歯磨剤の使用と、年に何回かフッ化物塗布を受ける組み合わせは フッ化物局所応用として位置づけられ、推奨されています。 

→フッ素入り歯磨剤の使用は低濃度ですが毎日使用する為、再石灰化の促進や、 

歯垢中の細菌の活動を抑制して酸の産生が低下する効果が期待できます。 

→それに対して、フッ化物歯面塗布は、歯の表面を酸に溶けにくい強い質に変えることができます。 

両者を組み合わせれば、お互いの長所を生かせます。 特に、生えたての歯はフッ素の取込みが良いため、成長期に継続してフッ化物歯面塗布を実施 することで、生涯にわたり歯面の強化が図られ、むし歯が減少することが確認されています。 

その他何かご不明点があればご連絡ください。

対象者 港区在住4、5、6歳になる幼児

実施内容 フッ素塗布・歯科健診・歯科保健指導