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抜歯と言われた歯は本当に残せない?残せるケースと判断基準を歯科医が解説

抜歯と言われた歯は本当に残せないのか?

〜歯を残すために大切な考え方〜

「この歯は抜くしかありません」
そう言われて、不安になったことはありませんか?

実際に当院でも、他院で抜歯と診断された方からのご相談を多くいただいています。

しかし結論からお伝えすると――

👉 抜歯と言われた歯でも、残せる可能性はあります。

ただし大切なのは

👉 「本当に抜歯しか選択肢がないのか」を正しく判断することです。

無理に歯を残しても、長期的な安定が見込めない場合には、次の治療選択を検討すること重要です。


❗ 抜歯と診断される主な4つの理由

① 大きく進行したむし歯

歯の大部分が失われている場合、修復が難しいと判断されます。

② 根の先に膿がたまっている

感染が広がると、保存が難しいケースもあります。

③ 歯周病が進行している

歯を支える骨が失われると、歯がぐらつきます。

④ 歯にヒビや割れがある(破折)

状態によっては抜歯が必要になることがあります。

👉 ただし重要なのは

同じ状態でも「診断の精度」によって結論が変わることがあるという点です。


🦷 なぜ“正確な診断”が重要なのか

歯を残せるかどうかは

👉 どれだけ正確に原因を見つけられるか

で大きく変わります。

当院では以下のような検査を行っています👇

✅ CT(歯科用3次元画像)による診断

通常のレントゲンでは分からない

  • 骨の状態
  • 根の形
  • 病変の広がり

を立体的に確認できます。

✅ マイクロスコープ(顕微鏡)による確認

肉眼では見えない

  • 細かいむし歯
  • 根管内の感染
  • 微細なヒビ

を拡大して確認することができます。

👉 これらの検査により

「本当に残せない歯なのか」をより正確に判断することが可能になります。


🦷 なぜ歯を残すことが重要なのか?

天然の歯には「歯根膜」という組織があり

👉 噛む力をコントロールするセンサーの役割を持っています。

一方、インプラントにはこの機能がありません。

👉 そのため

可能な限り歯を残すことは、長期的な口腔機能の維持において重要とされています。

また、天然歯の保存は、周囲の歯への負担を軽減するという点でも重要とされています。


✅ 抜歯と言われた歯でも残せる4つのケース

① 根管治療で改善できるケース

歯の内部の感染が原因の場合、適切な治療を行うことで改善する可能性があります。

当院では

👉 ラバーダム防湿やマイクロスコープを使用し、感染物質を可能な限り除去します

また、状態によっては

  • 再植(歯を一度抜いて戻す治療)
  • 歯根端切除(根の先の病変を取り除く外科的治療)

などの方法を検討することもあります。

詳しい根管治療については↓

https://sonedadentaloffice.com/blog/298-2/?preview_id=298&preview_nonce=e8d2c79781&_thumbnail_id=-1&preview=true

② 歯周病をコントロールできるケース

歯周病が進行している場合でも、状態によっては歯を残せる可能性があります。

👉 適切な治療と継続的なメンテナンスにより
進行を抑え、歯を維持できるケースがあります

さらに必要に応じて

👉 歯周再生療法などの治療を行うことで、歯を支える組織の回復を図ります

当院の歯周再生療法の症例

https://sonedadentaloffice.com/medical/medical02.html#case

③ 修復治療で対応できるケース

むし歯が大きくても、残っている歯質を活かせる場合には保存が可能です。

当院では

👉 マイクロスコープを用いて、むし歯を丁寧に除去します

そのうえで

  • 矯正的挺出(歯を引き上げる処置)
  • クラウンレングスニング(歯ぐきの位置を調整する処置)

などを行い

👉 歯を残せる状態に整えてから被せ物を行います

④ ヒビや割れがあっても保存できるケース

歯にヒビや割れがある場合でも、状態によっては保存できる可能性があります。

例えば

👉 ヒビの範囲が限定的な場合や、周囲の組織の状態が良好な場合

  • 矯正的に歯を引き上げる処置
  • 歯ぐきの位置をコントロールする処置

などにより

👉 保存を検討できるケースもあります

👉 ただし

ヒビや割れの状態は見た目だけでは判断が難しいため

👉 CTやマイクロスコープを用いた精密な診断が重要になります

ただしすべてのケースに適応できるわけではありません


⚠️ 無理に残すべきではないケース

  • 歯が縦に大きく割れている
  • 支える骨がほとんどない
  • 感染がコントロールできない

👉 無理に残すことで

❌ 周囲の歯に悪影響
❌ 治療が長期化
❌ 結果的に悪化

👉 そのため大切なのは

「残すこと」ではなく
「長期的に安定すること」です。


🏥 当院の考え方

当院では

👉 いきなり抜歯をすすめることはありません

まずは

✔ レントゲン(CTなど)など精密な診査
✔ マイクロスコープによる確認

を行い

👉 歯を残せる可能性を丁寧に評価します

そのうえで

  • 残せる場合 → 保存治療
  • 難しい場合 → ブリッジ・インプラント・歯の移植・矯正・入れ歯など

👉 複数の選択肢をご説明します


📌 まとめ

抜歯と言われた歯でも

👉 すぐに諦める必要はありません

重要なのはこの3つです👇

✔ ① 正確な診断(CT・マイクロスコープ)

✔ ② 原因の特定

✔ ③ 長期的な視点での判断

(残した場合と抜歯した場合、それぞれの将来的な経過まで含めてご説明します)

📩 まずはご相談ください

  • 抜歯と言われたけど本当に必要?
  • 歯を残せる可能性を知りたい

そのようなお悩みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。

現在の状態を正確に把握することで、最適な治療の選択が可能になります。

監修

麻布十番・赤羽橋 曽根田歯科診療室

院長 曽根田 皓士

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