赤羽橋駅4分 麻布十番駅6分 曽根田歯科診療室
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先日、院内ミーティングでむし歯についての勉強しました。
スライドを説明するだけだとつまらないので、クイズ形式にしてみたので、
いくつかこちらにもあげてみます。何問正解できるでしょうか!
Q1 歯ブラシが最も効果的なう蝕予防か?
Q2 食後30分はブラッシングはだめ?
Q3 むし歯は砂糖のみが原因か?
Q4 う蝕原因菌の母子感染は避けるべき?
Q5 口の中の細菌叢は変化する?
Q1の答え → ❌ フッ化物利用が重要
論文のデータでは予防効果があるのは
1位 フッ化物利用もしくはシーラント(予防充填)
2位 食事のコントロール
ということで、実は歯ブラシではないんです!
むし歯の良くなる部位は歯の小さい隙間や歯と歯の接触点などで、ブラシの毛先よりも小さいく、毛先が届かないんです。(歯ブラシをしなくていいことではないです笑)
Q2の答え → ❌ 食後すぐがいい
「食後すぐだと~」は酸蝕症に関する話。
現在はむし歯予防の発酵性糖質の除去とプラークを除いて酸を出させないようにすることが大事。
Q3の答え → ❌ 砂糖だけでなく発酵性糖質
むし歯菌は発酵性糖質で酸を産生する
発酵性糖質ランク→ ショ糖>ブドウ糖>果糖、乳糖>調理デンプン
Q4の答え → ▲ そこまで神経質にならなくてもいい
理由は全ての細菌叢を防ぐのは難しいので。
それよりも食事指導、フッ素使用、ブラッシングで予防できるということです。
もちろん両親の原因菌を減らすのは大切。
Q5の答え →▲ 細菌叢は変わらないが増える菌とそうでない菌がいる
最近腸内細菌叢などで話題の細菌叢(悪玉菌や善玉菌などで)。
細菌叢というのは、人間の体の中は人それぞれに細菌叢というグループがあり、その細菌の割合は個人で違う。
なので一度形成した口の中の細菌叢は簡単に変わらない(駆逐できない・・・)のですが、菌量の比は変化します。
むし歯菌という悪玉菌が酸を出すと善玉菌が減少し、口の中の病原性が高まり、よりむし歯になりやすくなってしまします。
以上です。何問正解できたでしょうか。
実はこの問題の意図は、昔言われていたむし歯の常識と最近の常識に違いがあるからなのです。
まだ数問ありますがまた後日アップしたいと思います。