麻布十番駅より徒歩6分、赤羽橋駅より徒歩4分の曽根田歯科診療室 麻布十番・赤羽橋では、保険適用外のインプラント治療(自由診療)にも対応しております。
インプラント治療とは、むし歯や歯周病の進行、打撲などの外傷のほか、先天的な原因などにより歯を失った場合に、歯が抜け落ちたところの歯槽骨にインプラントと呼ばれるチタン製の歯根に人工の歯を埋め込む治療法です。
インプラント治療は、なくなった歯が一本の場合から、すべてなくなった場合まで有効です。
インプラントのメリットとリスクについて
インプラント治療に使用されるチタンは、医療分野で幅広く用いられており、生体との親和性が高い素材とされています。軽量で耐久性に優れており、適切な管理のもとで日常的な咀嚼にも対応しやすい点が特徴です。
このチタンは、顎の骨と結合する「オッセオインテグレーション」と呼ばれる現象が報告されており、インプラントが骨と適合することにより安定性が期待されるといわれています。治療後に装着感や噛み心地に関して自然な印象を受けると感じる方もいらっしゃいますが、効果や実感には個人差があります。
また、インプラントは1本ずつ独立して埋入されるため、治療の際に周囲の歯を削ったり装置を取り付けたりする必要がない点が特徴です。従来のブリッジ治療と異なり、周囲の歯への影響を抑えながら治療が可能とされており、口腔内のバランスや機能性への配慮をしやすい治療法の一つとして選ばれています。
インプラント治療の注意点
インプラント治療は外科手術であるため、治療を受けるには全身の健康状態が良好である必要があります。また、治療期間は長く、保険適用外のため治療費は高額になりがちです。
治療の条件は、治療予定の場所に骨がしっかりとあることです。骨が足りないとインプラントを埋め込むことができないためです。骨が足りない場合は、骨移植手術を受ける必要があります。
治療後についても、毎日のケアが不十分であったり、定期的なメンテナンスを受けていないことで、インプラント周囲炎になる恐れがあります。インプラント周囲炎は、自然に治ることはないため、歯科医院で適切な処置を受けることが必要です。炎症が進行している場合は、インプラントを摘出する必要があったり、インプラントが突然抜け落ちてしまうことがあります。
インプラント治療によってこれらのような問題が起きないよう、正確な診断と定期的なメンテナンスが必要です。