赤羽橋駅4分 麻布十番駅6分 曽根田歯科診療室
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インプラント治療に興味はあるものの、
「手術って痛いんですよね?」
と心配される方はとても多いです。
結論から言うと、
適切な麻酔と術後管理を行えば、インプラント手術中に痛みを感じることはほとんどありません。
また、手術後の痛みも、親知らずの抜歯と同じくらいか、それより軽いことが多いです。
インプラント手術では、通常の治療と同じ種類の局所麻酔をしっかり効かせたうえで進めます。
そのため、手術中に痛みを感じることはありません。
実際に治療を受けた患者さまからも、
「思ったよりずっと楽だった」
「拍子抜けするほど痛みを感じなかった」
という声を多くいただいています。
さらに、不安が強い方や長時間の手術が必要な場合には、
リラックスした状態で治療を受けられる麻酔科専門医による静脈内鎮静法もご案内しています。
ウトウトしている間に手術が終わるので、
痛みや緊張をほとんど感じることなく治療を受けられます。
また健忘効果と言って術中のことは忘れてしますので、術中のことは記憶は残りません。
インプラント手術後は、多少の痛みや腫れが出ることがありますが、
痛みのピークは手術後1〜2日程度です。
この間は、医師の指示に従って鎮痛薬を飲んでいただければ、
ほとんどの方が普段通りの生活を送れます。
また、腫れや内出血が見られることもありますが、これらも数日で自然に引いていきます。
実は、世界の研究でも「インプラント手術の痛みは抜歯より軽い」という結果が出ています。
Alqahtaniら(2021年):インプラント後の痛みは抜歯後より軽度(International Journal of Dentistry)
Abduljabbarら(2023年):インプラント後の痛みは抜歯より有意に少ない(Pain Research and Management)
Zhangら(2020年):同じ患者さんでも、インプラントの方が楽だと感じた(Journal of Oral and Maxillofacial Surgery)
つまり、
インプラント → 抜歯よりも痛みが軽いことが多い
と、しっかり科学的にも裏付けられています!
曽根田歯科診療室では、術後の痛み管理にも最新の医学的知見を取り入れています。
イブプロフェン(ロキソニンなど)とアセトアミノフェン(カロナールなど)を併用することで、
痛みをよりしっかり抑えられることが研究でわかっています。
▶️ たとえば、親知らずの抜歯後の痛みを対象にした研究(Moore & Hersh, 2013)では、
痛みの強さが明らかに低下
鎮痛薬を追加で飲む回数も減少
生活の快適さ(QOL)が向上
という結果が出ています。
しかも、
この組み合わせは、オピオイド系の強い薬(がんの治療などで使用される)を使うよりも安全で、
眠気・吐き気・依存性といった副作用もほとんどありません。
術後の痛みや腫れを抑えるためには、手術後の過ごし方もとても大切です。
手術当日はできるだけ安静に過ごしましょう。
激しい運動や長時間の入浴は控えてください。
食事は麻酔が切れてから、柔らかいものを中心に。
うがいは優しく、歯磨きも手術部位に直接触れないように気をつけましょう。
適切なセルフケアを行うことで、腫れや痛みを最小限に抑え、スムーズな回復が期待できます。
通常、医師から処方される鎮痛薬で十分にコントロールできますが、
もし痛みが強く続く場合は、無理をせずすぐにご連絡ください。
当院では、術後の経過を見ながら、必要に応じて鎮痛薬の追加処方や診察対応を行っています。
「ちょっと心配だな」と思ったら、遠慮なくご相談ください。
曽根田歯科診療室では、
術前から術後まで、患者さま一人ひとりに寄り添ったサポートを心がけています。
術前カウンセリングで不安や疑問を丁寧に解消・リスクなどを含めてしっかりと説明
術後のフォローアップ体制をしっかり整備
いつでも相談できる安心サポート
「痛みが心配」「不安がある」という方も、安心して治療に臨んでいただけるよう、スタッフ一同全力でサポートいたします。
インプラント手術は、しっかりと準備を整え、適切な麻酔・痛み管理を行えば、
痛みをほとんど感じることなく受けられる治療です。
曽根田歯科診療室では、
精密な診査・診断
できるだけ負担の少ない手術
科学的根拠に基づいた痛み対策
術後のきめ細やかなフォロー
を徹底し、患者さまが安心して治療に臨める環境を整えています。
インプラントについて少しでも不安のある方は、
どうぞお気軽にご相談ください。
麻布十番駅・赤羽橋駅から徒歩圏内、アクセスも便利な当院でお待ちしています。
監修
麻布十番・赤羽橋
曽根田歯科診療室 院長 曽根田 皓士