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麻布十番で歯を残す根管治療のすすめ

1. 根管治療とは?

Q. 根管治療ってどんな治療なんですか?
A. 根管治療とは、歯の中にある神経や血管の通っている「根管」という部分の感染を取り除き、きれいに消毒して密封する治療です。
重度の虫歯や外傷などで神経が炎症・壊死した場合に行われ、歯を抜かずに残すための大切な処置です。

2. 根管治療で大切なこと

Q. 根管治療を受けるうえで大切なことは何ですか?
A. 根管治療は、歯の内部という目に見えない場所を対象とするため、再感染を防ぐための精密な処置が重要です。
マイクロスコープを用いた拡大視野での処置、ラバーダムを使った無菌環境の確保、専用の洗浄剤と器具による丁寧な洗浄など、基本を丁寧に行うことが長期的な成功につながります。

3. 根管治療が必要な場合がある症状は?

Q. どんな症状があると根管治療が必要ですか?
A. 痛みの症状としては、
①冷たいものや温かいものがしみてその症状が一瞬ではなく数十秒から数分続く持続的な痛み、②噛んだときに痛い、③何もしなくてもズキズキと痛む、などがあります。
ほかにも歯茎の腫れや膿、レントゲンで根の先端に黒い影が見られる場合も治療が必要です。

4. 根管治療の検査

Q. 治療が必要かどうかはどのように調べますか?
A. 自覚症状に加えて、レントゲンで神経や根の感染を確認します。
必要に応じて温度刺激や叩打テストで痛みの反応を見て判断します。

5. 根管治療の流れ

Q. 実際の治療の流れを教えてください。
A. 基本的な流れは、①診査と診断、②麻酔、③感染した神経の除去、④根管内の洗浄・消毒、⑤薬剤の充填・密封、⑥被せ物の装着です。

6. 根管治療の平均回数は?

Q. 通院は何回くらい必要ですか?
A. 通常は2〜4回の通院が必要ですが、炎症の程度や再治療の有無によっては増えることもあります。

7. 根管治療って痛みはあるの?

Q. 治療中の痛みが不安です。
A. 治療中は麻酔を使用するためほとんど痛みはありません。痛みを感じる場合はその都度麻酔を追加します。
治療後の痛みも鎮痛剤で数日以内に落ち着くことがほとんどです。

8. 根管治療をしないとどうなるの?

Q. 治療を受けずに放置するとどうなりますか?
A. 感染が進行して膿が溜まり、激しい痛みや腫れが出ます。歯を支える骨が溶けて抜歯の可能性もあります。
レントゲンで根の先端に黒い像が見られると予後が悪くなるという報告もあります。

9. 根管治療はどうなったら終わり?

Q. 治療はどうなったら完了したことになりますか?
A. 根管内の感染除去をマイクロスコープで確認し、薬剤で密封、症状が消失して最終的な被せ物を装着した時点で完了となります。必要に応じて経過観察を行います。

10. 曽根田歯科診療室の根管治療の特長

Q. 他の歯医者さんでも根管治療はできますが、曽根田歯科診療室の特長はありますか?

A. はい、当院では以下のような体制で確実で丁寧な治療を提供しています:

  • マイクロスコープを使用:肉眼の何十倍もの拡大視野で根管内部を観察。汚れや感染部位の見落としを防ぎます
    https://sonedadentaloffice.com/clinic.html#micro
  • 専用の洗浄液を使用:細菌数を減らすことが根管治療の成功の鍵です
  • ラバーダム防湿を徹底:無菌的環境で治療することで再感染を防ぎます
  • CT撮影:根管の形態や分岐を立体的に把握し、治療の精度と効率を高めます
  • ニッケルチタンファイル:複雑な根管にも対応できる専用器具で安全な処置を実現します

11. 根管治療後の注意点・アフターケア

Q. 根管治療の後に気をつけることはありますか?
A. 治療後の歯は仮詰めで脆くなっています。硬い物は控え、精密な被せ物で補強することが再感染防止に重要です。
定期検診で経過を確認しましょう。

12. 保険診療と自費診療の違い

Q. 根管治療には保険と自費があると聞きました。何が違うのですか?
A. 自費治療では、マイクロスコープ・CT・ラバーダム・超音波洗浄・ニッケルチタンファイルなどを活用し、
より精密で再発リスクの低い治療が可能です。費用は症例によって異なりますが、事前にご説明いたします。

13. よくある質問(FAQ)

Q. 治療後すぐに食事しても大丈夫ですか?
A. 麻酔が効いている間は誤って口腔内を噛む恐れがあるため、1~2時間は控えましょう。
仮詰め中は柔らかい食事がおすすめです。
Q. 被せ物はいつ作りますか?
A. 根管治療終了後、症状が安定してから作製します。歯の補強と再感染防止に重要です。
Q. 神経を取ると歯がもろくなるって本当ですか?
A. 文献上は大きな差はないとされていますが、大きな虫歯や繰り返しの治療により歯が脆くなることもあります。
そのため土台と被せ物で補強し、噛み合わせも調整します。
監修者
麻布十番・赤羽橋 曽根田歯科診療室
院長 曽根田 皓士

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