赤羽橋駅4分 麻布十番駅6分 曽根田歯科診療室 麻布十番・赤羽橋
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「歯医者が怖い」「嘔吐反射がひどくて治療がつらい」「インプラントの手術が不安」
そんな思いを抱えていませんか?
曽根田歯科診療室では、治療への恐怖心や不安を和らげるために、**静脈内鎮静法(IV sedation)**を導入しています。
リラックスした状態で治療を受けられ、「気づいたら終わっていた」と感じられるほど、患者さんのストレスを大きく軽減できる方法です。
実際に当院でインプラントやそのほか侵襲性の高い手術の受けられる方のほとんどが静脈内鎮静をしていて、術後全くストレスを感じなかったと満足いただいております(痛みのコントロールに関しては以前の記事でご紹介)。
この記事では、静脈内鎮静の仕組みやメリット、適応になる方、安全性などを詳しくご紹介します。
歯科治療への恐怖は、決して特別なことではありません。多くの方が以下のような理由で治療をためらいがちです。
過去の痛い治療の記憶
ドリルの音や麻酔注射への恐怖
嘔吐反射が強く、治療がつらい
長時間口を開けるのが苦しい
インプラントや親知らずの手術など外科的処置への不安
こうした恐怖や不快感が理由で、治療を先延ばしにしてしまう方も少なくありません。
静脈内鎮静法とは、鎮静薬を点滴で静脈に投与し、うとうととしたリラックス状態で治療を受けられる方法です。
全身麻酔とは異なり、完全に意識を失うわけではありません。
呼びかけに反応することは可能で、呼吸も自分で行えます。
多くの方が「治療中の記憶がほとんどない」と感じるほど、深い鎮静効果があります。
処置中は歯科医師だけでなく、麻酔科医や経験豊富な医師が全身状態を常にモニタリングしながら治療を行います。
→ 治療への強い恐怖心を抱えている方でも、安心して治療に臨んでいただけます。
→ 静脈内鎮静には「健忘効果」という作用があり、治療中の出来事をほとんど覚えていない方が多いのが特徴です。特に外科手術や長時間の処置では、「気づいたら終わっていた」と感じられる方が多く、恐怖心やストレスを大きく軽減できます。この効果のおかげで、治療の痛みや不快感の記憶が残らず、次回の治療にも前向きに臨みやすくなります。
→ 鎮静によって筋緊張が和らぎ、嘔吐反射が起きにくくなるため、苦痛が大幅に軽減されます。
→ 静脈内鎮静下では患者さんがリラックスしているため、複数の治療を一度にまとめて行うことも可能になり、通院回数を減らすことができます。
歯科治療に強い恐怖心をお持ちの方(歯科恐怖症)
嘔吐反射が強く治療が困難な方
インプラント、親知らずの抜歯、骨造成などの外科処置を控えている方
長時間の治療が必要な方(全顎治療、複数歯の治療など)
高血圧や糖尿病など、ストレスが体に影響を及ぼす持病をお持ちの方
曽根田歯科診療室では、静脈内鎮静をより安全に行うために、麻酔科の専門医や認定医を招いて鎮静処置を実施しています。
専門医が常に患者さまの全身状態をモニタリングし、心拍数や血圧、呼吸などを細かく管理することで、安心して治療を受けていただけます。
ただし、静脈内鎮静は自由診療となるため、麻酔科医の立ち会い費用が別途かかります。
また、治療時間が長くなるほど鎮静の管理時間も延びるため、治療内容や処置の長さによってコストが異なる点をご理解ください。
詳しい費用については、カウンセリング時に丁寧にご説明いたしますので、どうぞご安心ください。
→ 健康状態に問題がなければ多くの方が受けられますが、高齢の方や全身疾患をお持ちの方は慎重な判断が必要です。必ず事前に医師による診査を行います。
→ いいえ。うとうとしていても呼びかけには反応できる状態です。ただし治療中の記憶は残らないことが多い(健忘効果)ため、患者さんには非常に快適に感じられます。
→ 自由診療となるため、**治療時間や内容によって異なります。**詳しくはカウンセリング時にご説明いたします。
歯科治療への恐怖や不安が理由で治療を先延ばしにしてしまう方にとって、静脈内鎮静は大きな助けとなる選択肢です。
曽根田歯科診療室では、患者さんが安心して治療を受けられるよう、事前カウンセリングから術中の安全管理、アフターケアまで万全の体制を整えています。
「治療したいけれど、怖くて一歩を踏み出せない」
そんな方こそ、ぜひ一度ご相談ください。
監修者
麻布十番・赤羽橋 曽根田歯科診療室
院長 曽根田皓士