赤羽橋駅4分 麻布十番駅6分 曽根田歯科診療室 麻布十番・赤羽橋
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🦷 ブリッジとインプラント、どっちがいい?|麻布十番で後悔しない選択を
「歯を失ったとき、インプラントとブリッジのどちらを選べばいいか迷っています」 そんなご相談を、曽根田歯科診療室ではよくいただきます。
結論から言うと、それぞれにメリット・デメリットがあり、患者さまのお口の状態やライフスタイルに応じて選択することが大切です。
この記事では、インプラントとブリッジの違いをわかりやすく解説し、後悔しない治療選択のために知っておきたいポイントをお伝えします。
インプラント | ブリッジ | |
---|---|---|
支え方 | 顎の骨に人工歯根を埋め込む | 両隣の歯を削って橋渡し |
負担をかける歯 | なし | 両隣の健康な歯に負担あり |
10年生存率 | 約96〜99% | 約72〜89% |
保険適用 | 自由診療 | 保険適用のものもあり |
見た目・噛み心地 | 天然歯に近く違和感が少ない | 部位によってはやや劣ることも |
このように、インプラントは単独で機能する治療法であり、ブリッジは周囲の歯に依存する方法です。
ブリッジは保険がきくケースが多く、比較的費用を抑えやすいというメリットがあります。 しかし、両隣の健康な歯を大きく削る必要があり、長期的に見るとその歯の寿命を縮めるリスクがあります。
さらに支台歯は構造的に負担がかかるため、虫歯(う蝕)や破折を起こしやすく、実際の研究でもブリッジの失敗の主原因は支台歯のう蝕と報告されています(Burke & Lucarotti, 2012; De Backer et al., 2007)。
加えて、ブリッジ下の歯ぐきは清掃が難しく、プラークが溜まりやすいため、歯周病のリスクも上昇します。
インプラントは、**失った歯だけを補う「ピンポイントの治療」**です。 隣の歯を削らずに済むため、将来的に歯全体の健康を守るという点で優れた治療法です。
また、顎の骨に人工歯根が固定されるため、噛む力がしっかり伝わり、天然歯に非常に近い噛み心地という特徴があります(Lang et al., 2012; Howe et al., 2019)。
▶️ 当院では、ストローマン社製のインプラントを採用し、長期的な安定性を重視した治療を提供しています。
ブリッジは短期的に見れば安価に済みますが、将来的に支えとなった歯が虫歯や破折を起こした場合、再治療・抜歯・さらなる欠損へとつながるリスクがあります。
一方でインプラントは初期費用こそ高いものの、10年〜20年と長く使える可能性が高く、再治療の頻度が低いという点では、結果的に費用対効果が高い治療といえます。
曽根田歯科診療室では、無理にインプラントを勧めることはありません。 大切なのは、患者さまが自分の価値観や状況に合った治療を納得して選ぶことだと考えています。
そのために、以下のような取り組みを行っています:
インプラントとブリッジでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。 後悔しない治療選びを、私たちと一緒に考えてみませんか?
監修
麻布十番・赤羽橋 曽根田歯科診療室
院長 曽根田皓士